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耳と音響機材を守る 正しい電源ON/OFFの順番

音響機器の電源を入れるときや切るとき、スピーカーからバツッというノイズが出たことがありませんか?ありがちなことかもしれませんが、実はスピーカーの破損に繋がりうる痛~いミスなのです!これを防ぐために大切なのが、音響機器の電源を入れる順番、切る順番です。正しい順番を覚えて、大切な音響機器を守りましょう!

ノイズはどうして発生する?

電源をON/OFFするときの「バツッ」というノイズはどのようにして出るのでしょうか。下の図を例に解説していきます。

電源をON/OFFするときの「バツッ」というノイズはどのようにして出るのでしょうか。下の図を例に解説していきます。

ミキサーなどの音響機器の電源を入れると、「突入電流」と呼ばれる一時的な電流が発生し、この電流が音と同じようにケーブルを通って流れていきます。このときにパワーアンプの電源が入っていると、突入電流が増幅され、スピーカーから「バツッ」という大きなノイズが出てしまいます。大きなノイズはスピーカーに負担を与え、最悪、破損させてしまうこともあります。

スピーカーの破損を防ごう

スピーカーから大きなノイズを出さないためのポイントは、ノイズを増幅させないことです。そのために、電源を入れるときはパワーアンプを最後に入れ、切るときはパワーアンプを最初に切ります。 「電源を入れるときは音の入り口から、切るときは音の出口から」と覚えておくとよいでしょう。

スピーカーから大きなノイズを出さないためのポイントは、ノイズを増幅させないことです。そのために、電源を入れるときはパワーアンプを最後に入れ、切るときはパワーアンプを最初に切ります。 「電源を入れるときは音の入り口から、切るときは音の出口から」と覚えておくとよいでしょう。

また、すでにシステムの電源が立ち上がっている状態で、後からCDプレーヤーなどの再生機器やエフェクターなどを追加する場合も、同じ仕組みでノイズが発生します。事前にミキサーのフェーダーを下げたりパワーアンプをミュートしたりして、ノイズを発生させないように対策しましょう。

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