ヤマハサウンドシステム株式会社

10周年記念ページ

お世話になっている皆さまより

おめでとう! 次は次世代を見据えて!

株式会社 唐澤誠建築音響設計事務所 代表取締役 唐澤 誠

株式会社 唐澤誠建築音響設計事務所
代表取締役 唐澤 誠

株式会社 唐澤誠建築音響設計事務所 代表取締役 唐澤 誠 様

株式会社 唐澤誠建築音響設計事務所 代表取締役 唐澤 誠 様

10周年おめでとうございます! 節目には、今まで行ってきた布石とともに、新たな気持ちをもって次世代に挑戦する志と希望が沸いてくるものです。この節目を機に、次は次世代を見据えての挑戦に期待したいと思います。

思えば10年前の音響設備は、アナログ単品機器第1世代からデジタルシステム化の第2世代に移行している時代でした。アナログが混在したことによる長所もありましたが、やはりシステム全体が問われる時代だったと思われます。

そしてこの10年における第3世代、業界はシステムのデジタル化の品質を向上してきた時代でしたが、この背景には「デジタル機器をネットワークによって連携」した技術があったことが大きな要因と感じます。しかし、システム系統図を見ると、複雑に結線され単純でないことは否定できません。第4世代への移行にあたっては、この複雑さを単純化する努力は必要かと思います。

さて、第4世代の音響設備は、どのような世界に移り変わるでしょうか。流れはシステムというハードの世界から、音響表現を重視したソフトの世界を創造していくことが加わることでしょう。  

その一つが「仮想空間化」です。電気音響システムによる仮想空間化は、現実空間にも値することでしょう。そしてもう一つが「演出効果の充実」です。これらの実現にあたっては、室内音響を解析し可視化し、音響指標を理解しておく基軸が必要です。また、音響空間を創造するにあたっては、プログラミング技術の向上と、オペレートする力が必要になります。ぜひとも、プログラム技術向上勉強会開催を期待したいところです。

第5世代の音響設備は、AI技術と5G通信技術の導入をどのように組み込み、簡便かつ効果的に創造を向上していかれるかが問われることになるでしょう。世は何でもAIと盛り上げておりますが、経済優先型のAI事業が先行し、目的目標を持つべきでしょう。では、音響のAIは・・・? 「音響効果の指標をAI入力する」「AI操作する」「AIにより創造を向上させる」「AIによる定期メンテナンスを行う」「視聴しているリスナーの感覚量をAI数値化する」「AIデジタル技術による設備とシステムを発展させる」「AIによる仮想空間の創造」「これら結果から得られたビックデータを再利用する」などなど、項目をあげれば多々考えられます。また、5G通信技術によって、側面より音響の世界に大きく関与してくることでしょう。「リアルタイムの音響映像の世界により、遠隔操作によるオペレート」「IoTによるネット上の保守メンテナンス」・・・エンターテインメントの世界では、そのような技術と効果を望んでいるかもしれません。そして、その実現には予想もつかないほどのスピードが要求されることでしょう。

20世紀前半、考え出された映画産業は、TVの発明と発達により様変わりし、今日このTVはインターネットの発達によって映像と情報が混在して利用され、今後の世界をさらに変化していくものと推察されます。
そして今、音響設備もエンターテインメントの世界でさらなる変貌を遂げていくことでしょう。  

こんな次世代を見据えて、ハードルを越え、技術を克服し表現を創造していくことに期待したいと思います。

 

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