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講師紹介
ホール・劇場の改修に求められること
講師:小口 恵司(おぐち けいじ)氏
維持と改修は、ホール・劇場を良い状態で使い続けるために必要不可欠な事項と言ってよいでしょう。このうち改修は、ある程度の予算規模と時間を伴う大きな事業となります。その目的は、老朽化した建築・設備の美装・更新にとどまらず、安全性向上や機能改変などがあります。特に東日本大震災以降は、内装天井の耐震化のための改修も行われています。ここでは、舞台設備に限らず、ホール・劇場を構成するさまざまな要素に関する改修事例を参照しながら、改修に求められることを改めて整理してみたいと思います。
◆講師プロフィール
長野県生まれ。九州芸術工科大学大学院修了後、1980年に株式会社 永田穂建築音響設計事務所(現 株式会社 永田音響設計)に入社し現在に至る。コンサートホールをはじめとする様々な空間の設計に音響コンサルタントとして参画するとともに、音響シミュレーション技術の開発にも携わる。代表的なプロジェクト:水戸芸術館、東京芸術劇場、京都コンサートホール、福岡マリンメッセ、大阪国際会議場、Helsinki Music Centre、上海交響楽団ホール、Elbphilharmonie Hamburg、高崎芸術劇場、House of Music Budapestなど。代表取締役社長(2019-)、上野学園大学非常勤講師(2010-)、東京工業大学特任教授(2016-20)、博士(芸術工学)
「栃木県総合文化センターの大規模改修について」
講師:池澤 真司(いけざわ しんじ)氏
1991年10月にオープンした栃木県総合文化センターは、メイン、サブホールの他、大小4つのギャラリー、複数の会議室、練習室、リハーサル室を備えた、本県文化の中核施設です。開館から30年を数え、施設設備の老朽化、利用者ニーズの変化に対応すべく、18ヶ月を費やし大規模改修を実施しました。今回は改修計画から実施に至る過程での問題点や事例等について、幅広くお話ししたいと思います。
◆講師プロフィール
栃木県宇都宮市生まれ。大学卒業後、旧栃木会館に奉職。 栃木会館時代は、自主事業並びに舞台技術を担当、昭和から平成に移行する時期、栃木会館の老朽化に伴う栃木県総合文化センター整備計画に参加し、現場サイドから文化施設の新築工事に携わる。平成3年4月、同センターの開館準備に伴い財団法人栃木県総合文化センターに転職。平成3年10月の開館に伴い、施設管理、自主事業を担当し、利用サービス課長、文化振興課長、本部事務局次長、副館長を経て、2016年から現職。
タイムスケジュール 2/16(木)
14:00〜14:05 |
ご挨拶 |
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14:05〜14:55 |
ホール・劇場の改修に求められること ※ 講師:株式会社 永田音響設計 小口恵司氏 |
15:00〜15:50 |
栃木県総合文化センターの大規模改修について ※ 講師:栃木県総合文化センター 館長 池澤真司氏 |
15:50~16:00 |
休憩 |
16:00~16:35 |
改修事例紹介 講師:ヤマハサウンドシステム株式会社 |
16:35~16:40 |
アンケートのご案内 |
※ 後日アーカイブ配信をおこないます。
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