2021年9月7日に開催された株式会社タナベ経営主催「アカデミーフォーラム2021」で、当社の社内大学「YSSアカデミー」が「FCCアカデミーアワード2021」を受賞しました。
これまでタナベ経営が設立支援してきた全国で120を超えるアカデミー設立企業の中から、計6社が表彰され、当社はその1つに選定されました。

選定理由
「いい音、いいサービス、いい人材をつくるNo.1サウンドカンパニー」になるという経営ビジョンを軸に、「ヒト・オト・モノ・コト」からなる独自性の高い4学部を設立。 これまで現場で属人化していた知識やスキル、カン・コツ・ツボなど「いい音」に繋がるあらゆるノウハウと、階層別に求められる能力を体系的に学ぶことができる学習プラットフォームとして社員の成長を支援し、学び続ける企業文化を構築。
また、同社は社内アカデミーを企業ブランディングにも積極的に活用されており、エクスターナルブランディングの一環としてHPや採用サイト等にも掲載することで、採用を中心に多方面で高い成果を発揮している。

当社代表　武田のコメント
人材育成の問題を抱えていた折、2019年9月に開催されたタナベ経営主催「建設イノベーションフォーラム」に参加しました。アカデミー（社内大学）を設立されている三和建設の森本社長、加和太建設の河田社長の講演を聞き、「アカデミーしかない」という思いに至りました。
2019年12月に各部門から選出した11名から成る「アカデミープロジェクト」を発足させました。教育はトップダウン型で会社側が作ったもの、会社側で用意したものを受講してもらうというのが一般的ですが、それでは当社のDNAとも呼べるカン・コツ・ツボの伝承は難しいと思われ、第一線で活躍している社員が同僚や後輩たちの顔を思い浮かべながらカリキュラム作成するというのが最も熱量があって効果的なやり方だと考え、ボトムアップ型のプロジェクトで進めることにしました。

日常業務で多忙な中、プロジェクトメンバーの努力により、2020年10月にプレ開校、2021年4月に本開校を迎えることができました。4月からは第2期プロジェクトメンバーが、講座の量を増やし、同時に質も高めてくれています。アカデミーの開設は、採用面でも効果があり、応募者数の増加が顕著です。

このたびは、アカデミーアワードをいただき、大変光栄に思っています。三和建設さん、加和太建設さんと同時に受賞できたことに大変驚いています。この賞を受賞できたのは、社員が一丸となり、人材育成の課題解決に取り組んだ結果だと思っています。設立・運営面でご支援いただいたタナベ経営の担当者各位、またアカデミー設立のきっかけをくださった三和建設の森本社長、加和太建設の河田社長に感謝を申し上げます。
社員全員で作ったYSSアカデミーです。これからも、社員全員でYSSアカデミーを成長させていきます。この度は誠にありがとうございました。