「精密点検」は主要機器の特性を測定し“故障の予兆”を見つけやすくすることから多くの施設で実施しています。お客様のご要望に合わせた内容の点検内容をご提案します。主要機器のみのスポット点検にもご対応します。

機材を点検することはもちろん大切ですが、お客様一人ひとり異なる「使いにくい」「もう少し便利にならないか」などのご意見やご希望を的確に受け止め、叶えることが私たちの仕事だと思っています。設備に特に問題はなくても、日頃の雑談も大切な情報として蓄積しています。

保守担当者が訪問し、機器動作の確認や性能の測定を行い、そのデータを保守点検結果報告書として提出します。故障の可能性がある機器の見極めも行い、報告します。機器を長くご利用いただけるよう機器やコネクターの清掃を行います。

定期点検時にお客様から直接お聞きする「ここが心配だ」「ここが使いにくい」「こんな不具合が起きた」などの不安や不便、不満などの「不」の情報は、大切な情報です。点検を行う際、事前に不具合等をお聞きした場合は優先対応します。

機材の物理的破損や故障に対して修理を行います。修理は迅速に行いますが、催しへの影響を最小限にするため、必要に応じて代替機を手配します。緊急度が高いトラブルの場合はサービススタッフがお伺いするまでの間、どうやって「乗り切る」かを検討し、お知らせします。

施設にとって「音が出ない」などの機器トラブルは一大事。速やかに駆けつけ、催しが滞りなく行われるよう最善策を講じます。長年さまざまな施設の保守に携わってきた多く経験とノウハウを最大限に活用します。「来てくれて助かった」と言うお客様の言葉はとても嬉しいもので、「なんとかする」という責任と、「なんとかできる」という誇りを持っています。

設備の改修についてのご相談をお受けしています。「この席は音が聴こえにくい」など、お客様は設備を使っているうちにさまざまなご要望、課題を感じておられます。それを改修前にお聞きし、細かなご要望にもできる限り添えるようにします。

細かい不具合を解決するだけでも、使い勝手は大きく変わります。お客様の「困った」をお聞きしたら、プラスアルファのご提案をするよう心掛けています。不具合を解決するだけでなく、もっと使いやすく、もっとスムーズな運用ができる環境作りのために、お客様とのコミュニケーションを重視しています。

定期保守点検を行ったとしても、いずれ改修が必要になります。設備を構成する機器が耐用年数を迎えることもその理由の一つですが、音響システムのトレンドやテクノロジーの変化や、施設をご利用される主催者様のニーズの変化にも対応していくことも必要です。運用の実情をお聞きしながら、施設の将来ビジョンに合った音響設備の改修をご提案します。

日々の保守サービスを通じて設備の状態を見極め、最適な時期に最適な改修ができるように改修計画策定のお手伝いをいたします。不安や不便、不満などのお客様が抱える現在の「不」を解消するだけでなく、将来に向けてありたい姿をお聞きしながら、改修のご提案をしています。