本セミナーは終了しました。
たくさんのご来場ありがとうございました。
音響設備改修の重要性、改修事例についてお話します。改修の課題を抱えておられるホール・劇場のお客様にお役立ていただければ幸いです。改修プロセスを知ることができる、 またとない機会です。皆さまからのお申込みをお待ちしております。
講師紹介
劇場・ホール施設の改修計画について
講師:本杉 省三 (もとすぎ しょうぞう)氏
改修が求められる背景には以下のような要因があります。①施設老朽化、②社会活動の変化、③コスト合理化です。しかし、④厳しい財政状況が現実として立ちはだかっています。新型コロナ対応による一時閉鎖・利用制限などもあって、市民の足が遠のいている上に収入減という二重三重の苦境に施設は立っています。それでも改修は待ったなしに迫ってきます。「個別施設計画」による施設再編、財政負担の軽減・平準化など難問ばかりです。魔法もありません。そんな中どのように考え取り組むのか、皆さまと一緒に考えていくことができればと思っています。
◆講師プロフィール
日本大学名誉教授(工学博士)。1950年生まれ。日本大学大学院修了後、同大学助手、文化庁非常勤職員、ベルリン自由大学演劇研究所留学(DAAD奨学生、この間ベルリン・ドイツオペラ、シャウビューネ等で研究・実習)等を経て2019年3月まで教授、特任教授。シアターコクーン、新国立劇場、愛知芸術文化センター、新潟りゅーとぴあ、つくばカピオ、なら100年会館、ビックハート出雲、Kunstlinie Almere、まつもと市民芸術館、台中國家歌劇院、鶴岡市民会館等の新築計画・設計と共に鳥取県等の大規模改修設計にも携わる。市文化施設計画の各種委員・アドバイザー、公文協アドバイザー等も務める。主な著書に「劇場空間の源流」(日本建築学会著作賞)等。
「いつも人で賑わう“まちの文化広場”へ」
北上市文化交流センター さくらホールの改修事例
講師:佐藤 辰也 (さとう たつや)氏
2003年11月にオープンしたさくらホールは、大中小の三つのホールの間にアートファクトリーと呼ばれる練習室等が21部屋ある市の芸術文化活動の拠点施設です。音響の改修は、全館を使った催しや財団のオリジナル公演を行うこともあることから、各ホールをネットワークオーディオで結び、大ホールにはラインアレイシステムを導入しました。今回は、機材選定、そして市との信頼関係づくりなどを中心にお話しします。
◆講師プロフィール
岩手県山田町生まれ。高校卒業後、サウンドエンジニアを目指し日本工学院専門学校音響芸術科に入学。同校を中退後、盛岡舞台総合研究所に入社。音響、照明スタッフとしてコンサート、イベントスタッフとして働く。同社退社後、県内の劇場管理業務を経て2003年さくらホール舞台担当職員となり現在に至る。さくらホールでは、音響部門、録音スタジオの管理運営、そして保有する楽器類の管理業務を担当。「戦う舞台スタッフ」をスローガンに地域の芸術家の創造活動のサポートに努める。
タイムスケジュール 2/24(木)
14:00〜14:05 |
ご挨拶 |
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14:05〜15:00 |
劇場・ホール施設の改修計画について 講師:日本大学名誉教授 本杉 省三氏 |
15:00〜15:40 |
「いつも人で賑わう“まちの文化広場”へ」 |
15:40~15:50 |
休憩 |
15:50~16:25 |
改修事例紹介 講師:ヤマハサウンドシステム株式会社 |
16:25~16:30 |
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